ロゴ

Menu

まむしとは?

まむしの歴史

 へびの仲間でマムシ類は、世界で十数種類知られており、中国の百歩蛇、青ハブ等は薬用へびとしても有名です。マムシ類は他のへびと違い、胎産のへびで、いわゆるお腹の中で卵ができ、それがお腹の中でわれて子供が産まれるという特徴を持っています。(中略)
 中国でも薬用にした歴史は古く、今から千五百年前に当時の陶弘景という博学者が、中国の古い文献を調べ、また自分で体験したことを追加して「名医別録」という薬物書を編纂しました。この中に初めて「腹蛇」という名称で、その膽(胆)、肉が薬用に用いられた記載があります。

出典:久保 道徳「マムシの効用」,ヘルス研究所,1980年12月30日,3~4P

まむしは中国北部から朝鮮半島、日本各地に生息する毒蛇です。
中国では四千年以上前から強壮・回春の秘薬として知られています。世界三大美人の一人、唐の楊貴妃を寵愛した玄宗皇帝も、まむしの愛用者だったそうです。

日本でも、まむしの効能を載せた医学書「大同類聚方」に、まむしを焼いて飲むという処方が出ています。以来、各地にまむしが生息することから、日本人はまむしを乾燥・黒焼きにして食したり、まむし酒や漢方薬など民間療法として用いてきました。
もともとは民間療法として広く伝わってきたまむしですが、近年では各研究機関でその効能が解明されており、まむしの薬効は今や科学的にも証明されています。

まむしの姿焼きの画像

まむしの主な効能

上記の通り、まむしは古くから滋養強壮、薬用、美容などのために用いられてきました。現在ではまむしを使ったサプリメント、栄養ドリンクなどが各所から発売されており、より身近なものになったと思います。
「まむしは健康にいい」…と聞いたことはあっても、まむしに含まれている栄養素や、摂取することで得られる具体的な効果にはどんなものがあるか、ご存じでしょうか?

  1. 頭と内臓を除いたマムシは(又は生きたへび)そのものを薬酒にします。
    それはカゼ、神経麻痺、神経痛に使っています。へびの薬酒は血行を盛んにし、むくみや湿疹をなくし、元気をつける作用があります。
  2. へびの胆は、呼吸を楽にし、痰をとり、体をあたため、視力を強め、肝臓の働きを強くします。さらに、解熱の薬効があります。だから蛇胆酒、蛇胆丸としてリウマチ、痰をともなう咳、結膜炎、半身不随、子供のひきつけ、痔疾患などに用いられます。
  3. へびのぬけがら(蛇脱皮、竜衣)は子供のひきつけ、化膿性扁桃腺炎、疥癬、難産の治療薬としてよいのです。日本では、古くは結核の薬として用いました。現在では、便秘症、不眠症、冷え症、神経失調症、精力減退などに用いられています。
  4. マムシ粉末又は黒焼末は興奮作用があり、滋養強壮薬として、一般虚弱、肺疾患に用いると、血行をよくし、冷え症を治します。
  5. 黒焼末を服用すると癰、疔その他の化膿性の腫物、刺抜き、中耳炎、瘰癧、カリエス、肋膜炎、肺炎、リウマチ、婦人病、神経衰弱、喘息を治します。
  6. マムシ油は、滋養強壮、強精、貧血、慢性胃腸病、胃痙攣、肋膜炎、肺結核、心臓病、腎臓病、陰萎、不感症、不眠症、神経衰弱に効果があります。
    このように数多くの薬効が確認され、長い間実際に使われてきたマムシですが、医学、薬学の進歩により、マムシ中の有効成分の薬理作用が明らかになってきています。

出典:久保 道徳「マムシの効用」,ヘルス研究所,1980年12月30日,7~9P

血行促進

まむしは血行促進効果を持つ「ペプチド」を多く含みます。末梢神経にまで血流を促すことができるため、生理活動の活性化・精力増強はもちろん、女性に嬉しい冷え性改善効果・ホルモン分泌を促進する効果が期待されます。
また、血行不良によって起こるむくみ・肩凝りの改善も期待されます。

解毒作用

まむしの胆のうを乾燥させたものを「蛇胆(じゃたん/じゃったん)」と呼びます。
まむし胆はタウリンを多く含み、滋養強壮効果が高いとされています。タウリンには抗酸化作用・抗炎症作用や肝臓の働きを強くする効果があり、細胞の保護や脂肪の分解に働きかけてくれる大切な栄養素です。

滋養強壮・強精作用

まむしの効能として一般的によく知られているのは、「滋養強壮」や「強精作用」ではないでしょうか。
まむしに含まれるカルノシンやスペルミンという栄養素は、末梢血管ごとに下半身の血管を拡張し、性ホルモンの分泌を高める効果(強精効果)があるとされています。
また、9種類の必須アミノ酸をはじめ、20種すべてのアミノ酸、カルシウム、各種ビタミンがバランスよく含まれています。
アミノ酸で細胞が活性化することで、代謝が活発化し、疲労回復、全身の活力の高揚が期待できます。カルシウムは自律神経失調症や不眠・イライラなどに、ビタミン類は免疫力アップに効果的です。

まむしの不思議な毒性分(小話)

冒頭に述べたとおり、まむしは毒蛇です。まむしの毒はタンパク質と酵素からなっています。
まむしに咬まれると、血管の中に毒が入り毒性が現れます。しかしこれを口から飲むと、消化器官で分解され、逆に内臓の働きを活発にさせ、疲労を取り除く…という不思議な作用があります。この毒の成分を使うと、血栓症などの治療に有効との報告もあります。

健康で生き生きとした人生に

さまざまな効果が期待されるまむし。その栄養価は卵白アルブミンより高いのです!豊富なビタミン類を含み、成分のバランスが極めて良いため、少量で強壮作用が現れてきます。男性はもちろん、女性や高齢の方にもおすすめです。
当店の商品は、安全性・成分・有害物質・遺伝子組換え・残留農薬等の基準をクリアしています。

まむし商品一覧

電話一本で簡単注文 電話一本で簡単注文

前のページへ戻る